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LC/CE/MSを用いた農薬の分析法の紹介


 弊社所有のLC/CE/MS(Agilent製)は、LC用の検出器として、または、CE用の検出器として、MSを使用することが可能です。
 検出方法としては、まずLCまたはCE部で試料中の目的成分を分離します。この後、インターフェース部でエレクトロスプレー(ESI)法または大気圧化学イオン化法(APCI)法により、試料をイオン化します。これを、MS検出することにより測定を行います。試料に応じて、検出モード(positive / negative)の選択、最適フラグメンター電圧の設定などを行います。

<LC/MS法による分析例>
 環境基準が定められているチウラム、シマジン、チオベンカルブに代表されるように、人の健康を保護する指標として、農薬分析は必要とされています。一般的に、チウラムは熱分解性を伴うためLC法で、シマジン・チオベンカルブはGC/MS法で分析を行うとしています。
 弊社では、これら3成分に対しLC/MS法を適用することが可能で、ゴルフ場農薬として指針値が定められているアシユラム、イプロジオン、ベンスリドを合わせた6成分一斉分析をご紹介します。
 本法では、前処理として、固相カラムを用いて試料中の目的成分を抽出します。これを濃縮した後、LC/MSを用いて分析を行いました。
       
LC/MS法による分析フロー LC/MS法による農薬6成分一斉分析
<CE/MS法による分析例>
 農薬分析には、誘導体化を必要とする煩雑な前処理を要する成分が数多く存在します。弊社では、このような農薬成分に対し、CE/MS法を適用することが可能です。
 CE/MS法では、ゴルフ場農薬として指針値が定められているホセチル、食品残留農薬として指針値が定められているグルホシネート及びその代謝物である3−メチルフォスフィニコプロピオン酸(MPPA)、グリホサート及びその代謝物であるアミノメチルリン酸(AMPA)の5成分一斉分析をご紹介します。
 本法では、固相カラムを用いてクリーンアップを行うことにより、試料中の妨害成分を除去します。これを濃縮した後、CE/MSを用いて分析を行いました。
CE/MS法による分析フロー CE/MS法による農薬5成分一斉分析



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