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各種材料の湿式化学分析法

 古典的な分析(容量法、吸光光度法など)に加え、高感度分析(原子吸光分析、ICP-AES、ICP-MSなど)を用いたほとんどの測定は溶液試料について行なわれています。また試料の予備濃縮や化学分離は測定精度を向上させるために重要です。したがって、試料の溶液化操作は多くの分析法にとってなくてはならないものです。湿式化学分析法とは試薬による試料の溶液化と各種測定方法を組み合わせた手法であると言えます。  


 各種公定法(例えばJIS法)、文献法、その他当社が長年培ってきた分析方法により、試料をできるだけ短時間で確実に溶液化できる方法を選択する。

溶液化前の試料


完全に溶液化した試料


重量法 目的成分のみを固体として分離後、その質量測定から含有量を求める。
容量法 滴定法、中和滴定・酸化還元滴定・電位差滴定等
吸光光度法 溶液中に存在する成分に特定の光を照射し、濃度に 対応した吸収量を測定する方法
原子吸光法 炎や高温雰囲気中で生成した原子蒸気に原子の基底状態から励起させる波長の光を通過させて、原子の数に対応した吸光度を測定する方法
ICP−AES プラズマ中で元素を発光させ、各元素特有の波長にお ける発光強度を測定する方法
ICP−MS プラズマ内で生成される元素イオンを質量分析計により測定する方法

誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP-AES)
(株)島津製作所製 ICPS-8000
分析目的元素の含有率、共存成分の含有率などを考慮しながら、多数の分析方法から最適な方法を選択できる。
分析目的元素の分離・濃縮が容易になる(より高感度・高精度を実現)。
試料内偏析があっても均一化できる。



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