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高分子物質の同定と構造解析事例
〜核磁気共鳴(NMR)法〜


報告内容

1.核磁気共鳴(NMR)法の概要について
(1)測定の原理
(2)得られる情報
(3)当社のNMR装置について

2.測定・解析事例について
(1)胡椒辛み成分の構造変化
(2)エチレン/プロピレン共重合体の組成比の定量



有機化合物分析におけるNMRの必要性

< 未知有機化合物の分析例 > C9H16O:分子量=140.22
元素分析 構成元素
FT-IR 官能基
MS 質量数
NMR 立体構造

原子同士のつながりがわかり、
分子全体の構造がわかる

ノネナール(2-nonenal)


NMR測定の原理

  測 定 核
  外部磁場
  ラジオ波の照射と放出
  スペクトルの検出
注)各項目番号にマウスで触れると左の図が変わります。

1H NMRスペクトルの見方 NMRで得られる情報
1.化学シフト値 官能基等の推定
2.スピン−スピン結合 原子同士のつながり
3.緩和時間 分子運動と構造との関係
     
NMRの技術分類
1.溶液NMR
対象材料   :溶媒に溶けているか溶ける材料
得られる情報 :分子構造、詳細な立体構造、混合状態
2.固体NMR
対象材料   :溶媒に溶けない材料、固体状態の材料
得られる情報 :分子構造、混合状態、構造と機能の関係

NMR装置について



NMRの適用事例
1.不飽和ポリエステルの構成モノマーの定性、定量
2.ポリイソプレンゴムの結合様式の定性、定量
3.合成有機化合物の構造決定
4.その他(ポリマーの連鎖分布、立体規則性)





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